地曳いく子さんの著書に沿って自分のワードローブを振り返るシリーズです。
第5章は価値ある買い物をしようということで、買う数を減らすことを意識して、減らした分だけ1枚1枚のクオリティと満足度を上げていこうという話です。
本当にいい服だけを着て素敵な毎日を過ごすための買い物の心得が書かれています。
節約ではなく、より素敵で価値があるものを買いましょうということ。
「なんだかちょっと・・・」と思ったら買わなくていい。
心から満足できていない服がいくらあっても、結局十分に使えません。するとまた次の服を探したくなり、それだけでムダが増えていく・・・。この悪循環を繰り返すうち、ワードローブのボリュームはかさみ、それなのにこれといったアイテムはなく、日々のおしゃれ平均値はどんどん下がってしまう。
買い物に出かける前に
買い物の前に必ずやるべきことは手持ちの服の見直しとのこと。
買い物は「足りないピース」を探しに行く作業
①まずクローゼットを見てこの1週間くらいで着そうな組み合わせをいろいろ作ってみる。
②この時に使わず脇によけてしまった微妙な服はその場で処分。
③処分したものの代わりに何を投入するかを考えて、メモして出かける。
④出かけるときは、組み合わせる予定のトップスやボトムスを着ていくことも忘れずに。
買っていいのは「今着るもの」だけ
最長でも、1週間以内に必ず着る服を買う
これは本当に身に染みるアドバイスで、私は服そのものが気に入ってしまい、買う理由として「いつか着るだろう」と買うことがよくありました。気に入って買ったものだから着てなくても勿体なくて捨てられなくて箪笥の肥やしになっている服が結構ありました(数年前のこんまり断捨離でかなり減りましたが)。
服を買う時は、「今」にフォーカスし、できるだけ短いタームで考える。それが一番ムダを作らない買い方とのことです。
高いか安いかは、着用回数で判断する
コストパフォーマンスがよいものかを考えるも重要なポイントで、
自分にとってのコストパフォーマンスの良さ
=それを買ったら何回くらい着られるか
おしゃれパフォーマンスを測る物差しは金銭面と気持ち(ウエディングドレスやおけいこごとの発表会などの服)。
存在理由があいまいな服もろくに着ずに終わる可能性大
コストパフォーマンスの他に、
- いつか着る服 → 「いつか」はほぼ来ない
- 何にでも合いそうな服 → 何にも合わない服
- 持っていたら便利そうな服 → バリエーションを増やす必要はない
お金を使っていいのは繰り返したくさん着るものだけ。
買いなれた価格帯から選ぶ
いいものを選ぶとはいえ、身の丈に合った現実的な予算の範囲内で。
気を付けたいのは、むしろ安いものを何も考えずにパッと買ってしまうのはストレス発散させているだけだったりして結局あまり着なかったというならお金のムダ。
ストレス買いをしそうになった時は「贅沢消耗品」を買う方がマシ。(高級タイツやプチ贅沢なボディケア用品など)
買えなくても落ち込まない
試着したときはとても似合って素敵に見えたのに、家で着たら試着の時ほど素敵に見えないことがあるのですが、やっぱり試着室の鏡は実際より1~2割は細く見えんですね。
たとえ好きなものでも、それが今本当に似合っているブログか冷静になる必要がある。
せっかく服を買いに出かけたのに納得いくものが見つからず手ぶらで帰ってきたときの気持ちはやるせないけれど、納得いかない服はおしゃれ度と気分を下げるムダな服なので、そういうものに惑わされず手ぶらで帰ってきたのは勇者。
あなたに合う服は必ずある。
無理して何か買って帰ろうと思わなくていい。
今よりおしゃれになれないなら、新しい服を買う必要はない。
「余計な服は持たない」
この言葉たちを心に刻んで買い物しようと思います。